2010年3月26日金曜日

ソーシャルメディアマーケティングでは、やらないことを決めるのが重要

Just Say No

先週来日したスティーブルーベル氏の来日公演で印象に残った言葉の一つが、

私はよく、「Steve、FavebookやTwitterの次に来るのは何だと思う?」と聞かれるのですが、こう答えます「分かりません。次のFavebookやTwitterはやっぱりFavebookやTwitterなんじゃないですか?」

でした。

ソーシャルメディアには海のものとも山のものとも分からない新しい技術の情報があふれ、生まれ、消えていく。それをフォローし続けることは終わりのないサイクルであるといえます。

ソーシャルメディアで必要なことは「やらないことを決めること」というエントリがあったので抄訳にてご紹介。日々の業務でも気にしたいTipsです。

勝者に限定せよ
Facebook、Twitter、ブログ、Linkedin、そしてYoutube、その5つで十分。ほかにもツールは色々ありますがこの5つだけで素晴らしいことができるにもかかわらず、そこにかける時間を見つけることすら難しい。だったらなぜそれ以上のものが必要なのでしょう?

時は金なり
Google WaveやFoursquareを使い込んだ時期もあったがやめました。これらに未来が無いからではなく、単に費やせる時間がないからです。Foursquareに費やす時間をFacebookのファンページに使ったらどれだけのことができるか。アーリーアダプターばかりがいるところではなく、すでにファンがいるところに参加した方が有益です。

行動する前に一歩引く
ソーシャルメディアキャンペーンを実施している最中は、多くのことが起こり、たくさんのノイズが上がる戦いのなかにいるようなもの。多くの人が日々戦略を変え、トレンドは瞬く間に変わっていきます。一歩後退し、ハイレベルでこうした状況を俯瞰し、大きな絵を描く必要があります

Noと言うこと
人気のあるもの全てに単に乗っかるのではなく、乗らないことも重要。「Facebookの位置情報機能はTwitterキラーだ」などと言わず、両方続けてオーディエンスを育てた方がよっぽどいい。iPhoneアプリをローンチするより、自分のブログへのトラフィックを伸ばす努力をした方がいい。最新の注目技術に乗るのを拒否することは、すでにあなたが成功し、決して軽んじてはいけないソーシャルメディアチャネルでのプロファイルを飛躍的に高めることにつながります。

特に個人的には「今あるものを軽んずるな!」というメッセージを受け取ったつもりです。 

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Posted via email from Capote's Connected Communications - 続・広報の視点

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