2010年2月1日月曜日

フォロアーを増やしたいなら、自分自身について語るのはやめたほうがいい、というデータ 

 

先週末のツイッター"#bluemoon"(ご参考写真)で盛り上がったかたも多いと思いますが、毎月第四金曜日に行われる、日本版"#FollowFriday"こと「フォローミー祭り(ご参考)」に参加されたかたも多いかもしれませんね。

TweetPsychというTwitter上で語られている内容の定性分析を行うツールがあるのですが(日本語非対応)、これを用いた分析によると、

フォロアーを増やしたいなら、自分自身について語るのはやめたほうがいい。
Want more followers? Stop talking about yourself.

ということのようです。

それを示しているのが上のグラフ。フォロアーが多いほど自分自身に関する内容が少なくなっていることを示しています。
※ちなみに上のグラフのY軸の"Social Language"は"Self Reference"の間違いだと思われます。

それと対称となるデータが下のグラフ。

WeやYou、関係性やコミュニケーションに関する記述を表す"Social Language"が多いほど、フォロアーが多くなっていることを示しています。

ソーシャルメディアが相互の繋がりやコンテンツを提供しあって成り立つメディアであるという視点で考えると、"me"中心のものより"You"やWe"中心にツイートするアカウントのほうが、よりフォローされやすい、ということは想像できますね。もちろん、著名人など「私生活」自体がコンテンツとして価値のあるアカウントについては、この分析の通りではないでしょう。

要するにツイートが他の人にとって「自分事化されるもの(relevant)」かどうか、ということだと思います。

また、このデータは、たとえ大企業のアカウントであっても「自分事にならないものはフォローされない」ということを暗示しています。
Twitterの楽しみ方は人それぞれですが、フォロアーを増やすことが重要な目標の一つとなる企業アカウントでは、重要な視点だと思います。











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