2010年1月26日火曜日

いまさら聞けない、mixi、モバゲー、GREEの違いって何?:モバゲーがオープン化戦略を公開!

via flickr
先月の話ですが、9月10日売りの日本経済新聞の「逆風に負けない好調企業の実力」という連載記事の初回を飾ったのがGREE。その数字たるや驚くばかりでした。
4〜6月期でみるとミクシィは売上高の88%、ディーエヌエのモバゲー事業は48%を広告に依存するがグリーは77%が課金収入。ライバル2社は広告不況で最終減益だったが、広告依存度の低さが武器となった。グリーの粗利率は91%に達する。グリーの販管費率は40%。手数料は販管費の22%にとどまる。営業利益率はミクシィも28%と高水準だが、グリーは51%に達する。(日本経済新聞)
そのGREEが会員数1500万人達成を発表しました。つい先日モバゲーも会員数1500万人達成を発表したばかりなので、まさに拮抗状態ですねさて、時々質問されるのが、「mixi、モバゲー、GREEの違いって何?」 です。3社のビジネスをごく簡単にまとめると、
mixi:コミュニティがメインで広告でかせぐ
モバゲー:コミュニティ&カジュアルゲームの両輪で、広告とアバターが主な収益源
GREE:継続性の高いゲームのアイテム課金などが収益に大きく貢献
と言ってしまっていいかと思います。
が、この構図もいまオープン化の流れで変わろうとしています。PC版でのオープン化を開始したmixiでは、外部のコンテンツ提供者のゲームなどをmixiアプリとしてmixi内で展開し、すでに130万人を超えるアプリも登場しているほど。PCは基本無料サービスですが、携帯版mixiアプリでは直接収益化を狙えるコンテンツが多く登場してくるものと思われます。
mixiに続き、モバゲーもオープン化戦略を打ち出し(モバゲーオープン化、売りは“マネタイズ力”)、iPhoneを通じたサービス提供も発表したばかり。ゲームアイテム課金などによる新たな収益の柱を築こうとしています。
うーん、もしかしたら事業経営が柔軟なGREEも、オープン化を考え始めてているかもしれないですね。

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