2010年1月24日日曜日

メディア企業のオンライン戦略自体を広告商品化した事例


Timeが、Facebookやtwitter上で、コブランド(共同ブランド)形式の広告ビジネス "Stay Connected” program を始めたようです。最初のクライアントはシーメンス。
このキャンペーンを活用することのスポンサーメリットとしては、ローテーションバナーではないTIME.comでの(ロゴのみですが)固定枠での露出に加え、72,000人のTIMEのファン、1.4百万のフォロアーへのリーチが可能になることのようです。
実際、TIME.com 本サイトにはそれぞれのソーシャルチャネルへの導線エリアがあり、同時にそれぞれTIMEのソーシャルメディア上でもスポンサー名を記したバナー広告がある、というのがこの取り組みの概要のようです。
実際のところスポンサーメリットがいかほどのものか、というのはやや疑問ですが、次のような感じでしょうか?
・TIMEブランドとの親和性を拡大できる
・アクティブなオーディエンスにリーチできる
・おそらく料金が通常よりも安い?
TIME自身は収益向上以外の効果も期待しているようです。
Aside from building ad revenue, Time.com hopes that the effort will support its bid to raise its social media profile and get Facebook and Twitter users to visit the site more often. (ソーシャルメディアにおける存在感を高め、FacebookやTwitter ユーザーの本サイト訪問をより増やしたい)
ソーシャルメディアではリーチを主目的に広く浅く展開し、より深いコンテンツは本サイトで、というメディア企業のオンライン戦略をうまく商品化した事例、と言えるかもしれないですね。

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