2010年12月29日水曜日

ブログ人気記事Top10で振り返る2010年

2010年も残すところあとわずか、ということでこのブログの人気記事Top10で1年を振り返ってみたいと思います。 

【10位】

たしか登録ユーザー5億人突破が見えてきていたころの状況です。日本ではこのあたりの意識なくFacebookの友達登録をしている風潮が見られたので、割としつこくこのエントリは参考記事としてリンクを貼りました。 


Greenpeace protest outside Nestle HQ

不適切なユーザーの投稿を削除する、という警告もあり、炎上が加速してしまったけケース。
環境問題のような社会的問題をかざされてしまった時、企業はどうすればいいのか。日ごろの企業活動における環境への配慮などが問われるのかな、と思います。

【8位】


「金曜午後4時がゴールデン」のように、ほんとかな、と思うようなものもありますが、「適切な名詞の活用」や「感情表現は抑え目に」など、基本的なtipsが中心です。

【7位】

Ustreamが積極的に使われ始めて間もないころのエントリ。Facebookユーザー5億人という数字のインパクトもランクインの理由かと。

実際どうなのかは知りませんが、企業におけるTwitter活用のひとつの考え方として「社内広報ツール」という見方はありかな、と思った件。

【5位】

思えばこの1月のエントリがきっかけで、このブログを見てくれる人が増えたのかもしれません。

ソーシャルメディア・レディ・コンテンツを作るのにCM「作品」を作るようなクリエイティブディレクターは要らない、という話。


【4位】


「携帯の電話帳=ソーシャルグラフ」という灯台もと暗しの視点に気付かされたニュースでした。


「Facebookのようなプラットフォームは、弱い絆を強めるためのものでしょうか?」そうではなく、「一時的な絆という新しいグループを生み出したのです」。

長いエントリですが、納得感のあるソーシャルメディア論でした。
【2位】

これは「英王室のFacebookが炎上」というYahoo! トピックスの関連ニュースに登録され、そこからの流入が一気に起きたエントリです。ネットPRの醍醐味を自分のブログで経験するとは思いませんでした。
【1位】

このエントリは@masason さんからいただいたRTがきっかけで4日間にわたって400RTされたものです。

その映像が、こちら。

この機械音痴にも分かる
100歳を迎えようとする私があきらめた
読み書き
いま、それが再び目の前にある
それは、この革新的なアップルのiPad 

ということで、2010年のエントリの振り返りをしてみました。

さてさて、2011年はどういう年になるのでしょうか。

今年、このブログをお読みいただいた皆様、ありがとうございました。
よいお年をお迎えくださいませ<(_ _)>





























2010年12月28日火曜日

FacebookのiPhoneアプリ、3日間で160万ユーザーを獲得



FacebookのiPhoneアプリが、12/24から27日の間になんと160万人もユーザーを増やした模様。

27日時点で5,730万の月間アクティブユーザーがいるそうで、24日朝の5,570万から27日にかけて急増しています。

明らかにクリスマス効果によるものですが、それだけiPhoneも売れた、ということなのだと思います。それにしても、3日でこの数字って、さすが母数が大きいだけのことはありますね。

ちなみにBusiness Insiderの記事によると、

FacebookのAndroid用アプリは2090万の月間アクティブユーザー
FacebookのBlackBerry用アプリは2690万の月間アクティブユーザー

だそうです。







2010年12月27日月曜日

ソーシャルメディアは、「職」ではなく「スキル」:共有すべきソーシャルメディア・スキル


via flickr by Extra Ketchup 

先日のエントリ、「ソーシャルメディア担当が特別な意味を持たなくなる時:Social media editorを廃止するThe New York Times」が、思いのほか多くの反響を呼び、ソーシャルメディアの担当者、ということについては、多かれ少なかれ問題意識が生まれつつあるのかな、ということが感じられました。

特にその趣旨である「ソーシャルメディアは一人の人に属するものではありません。全員の仕事の一部であるべきですに共感された方が多かったようです。

さて、「それはそうだと思うけど何から始めようか」というのが次の疑問になると思いますが、書籍"THE NOW REVOLUTION"(日本語訳が出たら「なうの革命」という邦訳がつくのだろうか、、、)の共著者のブログに参考になるエントリがあったので抄訳にてご紹介。

分散させるべき5つの重要なソーシャルメディア・スキル
  
社員全員が好むと好まざるとにかかわらず、マーケティングに携わっています。
ソーシャルメディアは、「職」ではなく、「スキル」になる必要性が高まってきています。

1. ブランドの浸透と表現
かつては、マーケティングやPRが表向きの外観を作り上げていました。今は、全員に(ブランド)ガイドラインを共有し、彼ら自身のやり方でブランドを表現する必要があります。

2. 成功の測定
一部の社員がソーシャルメディアでのインパクトを計測するのではなく、全ての社員に測定方法が共有されるのがベストです。共有することで繋がりを感じ、結果への投資を感じ、自分の活動がどのように違いを生み出しているか理解できます。

3. 傾聴
自分の会社や部門、業界がどのようにソーシャルメディアでの会話に影響されているかを理解するのは普遍的な義務です。が、これもすぐに一部の人が負うだけでは済まなくなり、各部門ごとに合う目的で傾聴をおこなう必要があります。

4. 社内でのストーリー作り
機会をとらえて絶え間なくストーリーを語れるようになることは重要。1-2名の担当では、幅広くカバーすることは難しいので、受付から製造、ITまで全社員に寄稿を促すようにしましょう。そのためにはアイディアなどを共有する社内コミュニケーションのツールが必要です。

5. エンゲージメント
ソーシャルメディア担当が既存・見込み顧客とのほとんどのコミュニケーションを行うと思いますが、それが全てではありません。1-2人のソーシャルメディアのスペシャリストがオンラインのタッチポイントの全てを管理しているだけでは、時に(会話の)流れは急で広すぎます。他の社員から有志を募り、教育を施して参加させましょう。




ここで問題になるのは、やはり多くの社員が使用する時間とそれに対するリターンの正当化、だと思います。

ソーシャルメディアのROIについては(歴史のある)PRのROI同様、まだ確立されていません(Grouponのようなソーシャルコマースは別ですが)。

【ROI関連エントリ】

経営層が意欲的、という状況でもないとここまで全面的に実施する体制は作れないと思います。 とはいえ、コミッティを立ち上げる、コンテンツを社内から募る、傾聴の目的を各部門別に最適化する、などの小規模な拡大を通じて、間接的に関与する人を増やすことは可能だと思います
こうしたことはすでに実施しているところもあるでしょうし、そうでないところの場合、これもスタートスモール、ですかね。 

また、@gosuke さんが、「“ソーシャル メディア担当” の行く先」と題した連載をされているので、そちらも是非ご参考にしてみてください。








2010年12月24日金曜日

Twitter上の話題は人為的に盛り上げられるかも、という話:Twitter公式の2010年の話題に見るSMOの可能性


  
先日のエントリ「Twitterで振り返る2010年」でご紹介した、Twitter 2010: Year in Reviewですが、順次公開されていた5項目すべてが開示されたようです。

その5つとは、

Who's New?
Top Trending Topics
Most Powerful
Most Retweeted
#Hindsight 2010 (New Twitterのプロモーション動画) 
でした。

中でも、Top Trending TopicsやMost Powerfulなどを見ていると、このブログでも取り上げた、こんなことあったな、という項目が多数選ばれています。

たとえばハイチの大地震や、

BPによる原油流出事故

ジョナサン・シュワルツのサン退任

サッカーワールドカップ

Twitterでチケットを完売させたコナン・オブライエン




で、そのTop Trending Topicsですが、日本ではまだ導入されていないTwitterの広告商品"Promoted Trend"やアプリの影響を少なからず受けているようだ、という趣旨の記事がありました。

Twitterの映画関連の2010年のトレンドのリストを見ると、少なくともそのうちの2つ("Scott Pilgrim vs. the World"と"Despicable Me")は、TwitterからTrendを購入してプロモーションを行っていました。また、生の情報をフォローするTwitter固有の性質から、エンターテイメントの表彰式が自然とテレビのトレンドリストに多数出てきていますが、1位になったのはオスカーでもなければ、グラミーでもなく、"Twitter Tracker"という公式のアプリをつかって盛り上げたMTVミュージックアワードでした
これからはSEOに加えてSMO(Social Media Optimization)が重要、というような話はよくされていますが、この事実は、企業側からの(広告的な)なプロモーションが「話題」に対してある程度影響を与えることができる、という可能性を示していると思います。

これを「操作」というと行き過ぎだと思いますが、少なくとも「話題化を後押し」することが可能で、今の段階ではやるのとやらないのとでは有意差が生まれている、という印象を受けます。

Tweitterに限らず、ソーシャルメディアでの話題の多くは自然発生的なもので、企業側でこれを「操作」することは不可能とされていましたが、自然な盛り上がりがおきることを前提として、それに組み合わせる形で人為的に強める、ということはできるのではないでしょうか?

以前のエントリ「ソーシャルメディアで最も効果的なマーケティングコミュニケーションは「普段の会話」:Stream marketing が今後重要に」の中で取り上げたキーワード"Stream Marketing"。かっこいい響きの言葉ですが、Googleのソリューションではできなかった、常に変化する話題を捕らえ、そのパワーをどう活用していくかということだと思います。

なんだか柔道や合気道みたいな感じですね。
 








2010年12月20日月曜日

「医師という消費者」と会話をする製薬業界から学べること



via flickr by Michael Flick

製薬会社にとって(大衆医薬品を除くと)コミュニケーションのターゲットは一般消費者ではなく、ドクター。いうまでもなく高学歴で権威もあり、いわば特殊なコミュニケーションターゲットといえます。

多くのデータが可視化され消費者が賢くなる今の時代のコミュニケーションを考える際に、医師とのコミュニケーションから学べることもある、という内容のエントリがあったのでご紹介。

あなたは一般消費者で、私は製薬業界の人間。私達は違う世界に住んでいます。
私の世界では、Bud Lightの広告はこうなります:「血漿中の効果的なレベルに簡単に滴定!用量反応を予測可能!血液脳関門効率的に通過!」
脳外科医のように高い教養のある人にものを売るコミュニケーションとしては、もちろんこれではダメなわけで、3つの考え方が事例とともに示されています。

1. Be real.(現実的であること)
Betaseron(多発性硬化の治療に使われてきた免疫システム変調器)という製品にかかわっていたころ、神経科医が競合製品を使うようになっていることに気がつきました。なぜなら競合がBetaseronの副作用を競合が盛んに謳っていたからです。でも私達の製品は早期に使用されれば非常に効果があることを証明できました。そこで私達は顧客に対してこういったのです。

「私達は多発性硬化に積極的に取り組んでいます。いくつかの有害な事象(副作用)もありますが、多発性硬化の治療に携わっているなら我々の製品を使うことを真剣に検討するべきだ。」

そして決して言わなかったこと、それは、「副作用は気にしないでください。」

結果、マーケットシェアが15%増え、キャンペーン初年度の売り上げが10%伸びて6000万ドルになりました。


2. Add (real) value.(現実的な付加価値を加えること)
肝性脳症という危険で治療にフラストレーションのかかる疾患で使用するXifaxan550では、医師が(肝性脳症を引き起こす)肝不全の治療の方に専念していることがわかりました。患者が肝性脳症の薬物療法を指示された通り行っているかを確認する時間がなかったからです。

そこでひらめいたのが、肝性脳症の患者のサポートを、医師の追加スタッフのように行うプログラム。

Xifaxan550のメーカーが運営するHELPと呼ばれるそのプログラムは無料で、患者向けの教材や共同支払い支援、治療継続支援、24時間トールフリーのホットラインなどが利用できます。

私達が患者の求めるサービスを提供することで、12000人ターゲットがいるうち、3000人の医師がサインアップし、プログラムは現在大成功を収めています。



3. Know to whom you're talking.(話をする相手を知ること)
科学的データを使って販売するとき、単にデータを見せ、「いかがですか?」とやりたくなる。なぜなら相手は医師だから。

でもこれは間違いです。

しばしば誤ってしまうのが、顧客はあなたの製品に対して、それぞれ異なることを知りたがっている、ということです。我々のデータは、医師によって実に多くの異なる視点で見られていて、そこにもちろん細心の注意を払う必要があります。






医師のように、頭がよく、権威もあり、そして批判的な「消費者」に対しても、こうしたアプローチを通じて、ロイヤルティを獲得できる、というお話。

今の利口な消費者とのコミュニケーションにも共通する、普遍的な真実が含まれていると思います。






2010年12月16日木曜日

Facebook の「写真」で、自動の顔認識によるタグ付けサポート機能が実装される予定



さー、どんどんタグ付けしてくださいよ〜、と言わんばかりの新機能がFacebookに来週からUSで展開されていく模様。

mashableによると、新たに提供されるThe Suggestionsは、Facebookの写真機能に顔認識を実装したもので、写真のタグ付けをする際に同じ人物と思われる人を自動でグループ化し、タグ付けの氏名まで提案する、というもの。

上の画像では、Francis Luuさんの画像がグループ化され、名前も提示されています。ユーザはこれをただセーブするだけで良いそうです。

ソーシャルグラフがより完璧なものに近づく一方、あまり知られたくない(パーティの写真のような)画像が含まれている場合など、プライバシーの問題が発生が発生してきそうですね。

当然こうした問題が発生してくるので、自動化されたアルゴリズムによる友人からのタグ付けを、プライバシー設定の"Suggest photos of me to friends"からオプトアウトすることができるそうです。






2010年12月15日水曜日

iPad向け、初のiAdが公開(動画つき):iAdとしては初となる、広告から直接メールを送る機能も実装



iPad 向けでは初のiAdが今日リリースされた模様です。

クライアントは最新映画の"TRON: Legacy"。

Adageの記事によると、iPadの表現力をフルに活かした内容になっているそうです。

フルスクリーンのTronの広告は、TV GuideなどのiPad app内で展開し、10分の動画、映画のシーン、上映時間を含む劇場検索、映画のサントラのプレビュー(広告内でのiTunesの購入オプション付き)になります。

またiAdとしては初となる、広告から直接メールを送る機能も実装されているそうです。

iAdのオーディエンス数は公開されていないものの、アメリカ、イギリス、フランスのみでの展開となっているため、流通している1億2500万デバイス中の一部に限られています。

日本ではiAdは2011年から開始のため、見ることができませんが、どんなものになるか実際の動画あったのでご覧ください。 

 



ご参考:


2010年12月14日火曜日

Facebookブルーに塗り替えられていく世界地図



来年1/15の公開に向け、映画「ソーシャルネットワーク」の話題がそろそろ本格的に盛り上がり始めるころでしょうか。

そんなFacebookがいかに世界を制覇してきたかを示す界地図の画像がありました。各国で最もユーザー数の多いSNSを色別に表示しています(日本はmixiですね)。

2009年6月から2010年12月までの様子を描いたものですが、時間とともに登場するプラットフォームが減り、Facebookブルーに塗り替えられていくのが分かります。

以下の国々ではTopにあったSNSがFacebookにその座を奪われています。

ハンガリー:IwiwからFacebookへ
ポーランド:Nasza-KlasaからFacebookへ
モンゴル:IwiwからFacebookへ
インド、パラグアイ:Orkut (Google)からFacebookへ

また、下の表は、主要国のSNSの1-3位ですが、Facebookの後を、Twitter、Linkedinがひた走っているのが分かります。
                   via vincos.it
 
オレンジ色の島国は来年何色になっているのでしょうか?





2010年12月13日月曜日

ソーシャルメディア担当が特別な意味を持たなくなる時:Social media editorを廃止するThe New York Times



via flickr by kelvin255
The New York Timesではsocial media editor のポジションを廃止する方向にある、とのエントリがありました。

Timesにおいてそのポジションを務めていたのがJennifer Preston氏。social media editor とは何ぞや?というところですが、「Twitterはランチについてつぶやくためのものだろ」という発言もあるほどだった社員に対して、記事のプロモートや特ダネの速報だけではなく、コミュニティを作り、新しい読者を獲得する場として、いかにソーシャルメディアを活用していくかを伝え、定着させていくのが仕事のようです。

このポジションにPreston氏がついたのが2009年の5月26日なので、約1年半をもってTimesにとって最初でおそらく最後のsocial media editor の役割をおえようという段階にあることになります。

この動きはTimeの紙とデジタルをより深く統合させる動きの一環です。これはまた、ソーシャルメディアは共同で責任を持つべきものであり、すでにそうなっている、との認識によるものです。「ソーシャルメディアは一人の人に属するものではありません。全員の仕事の一部であるべきです。それは今の編集/制作プロセスに統合されなければならない。」とPreston氏。

面白いのが、Preston氏自身はソーシャルメディアで存在感のある、精通した人ではなかったという事実。だからこそ逆に、社内でソーシャルメディアに詳しい記者達のグループを作れたそうです。特に新聞のような紙メディアにおいては反発のようなものもあり、Preston氏のような人が、橋渡しとして必要だったのかもしれません。 

これとは趣旨の違うエントリですが、似たような視点を示しているものを先週読みました。それは次のように始まります。

ソーシャルの"専門家"や"第一人者"達は、企業がソーシャルマーケティングを導入する際に戦略と計画が必要、というがそれは違う。最初に必要なのは、カスタマーサポートの精神を社員に教育することです。企業が好むと好まざるとにかかわらず、どの部門も顧客と接する機会があります。それは経理から受付、CEOに至るまで。

記事全体で伝えているのは、顧客の声を聞くことや、普段の顧客との接し方の大切さなのですが、同時に筆者が受け取ったメッセージは、今はどの部門もソーシャルメディアを通じて顧客との接点がもてるようになった、ということでした。

日本でも多くの企業がTwitterにアカウントを持ち運用を行った2010年は、ソーシャルメディア活動をを実施した1年だったといえると思います。でもそれは多くの企業において、1部の部門、一握りの担当者が運営していたものだと思います。

Timesにおけるsocial media editor がその役目を終えようとしているように、多くの企業にとってソーシャルメディア担当、というポジションの意味合いが特別なものでなくなっていき、ソーシャルメディアに企業としてもっと広く、深く参加しはじめるのが2011年になるのではないしょうか。



ご参考:













2010年12月10日金曜日

Twitterで振り返る2010年


2010年も残りわずか、ということで色々なサイトで「今年の〜」というまとめや振り返りがされていますね。
Twitterにも公式の振り返りサイト"Twitter 2010: Year in Review"がオープンしていました。

5つの切り口で順次公開していく予定のようで最初は、"Who's New?"。今年Twitterを開始した著名人がインフォグラフィック風のツリーになって示されています。 


マウスオーバーすると、その人の最初のツイート(と思われる)が表示されます。
実際のツリーはこちらでご覧ください。



ご参考:




2010年12月8日水曜日

Digital Death Campaignからセレブ達が生還:100万ドルの半額は製薬会社オーナーによるもの


先日のエントリ

でご紹介したセレブ達がデジタルの命を絶って参加した、世界エイズデーのDigital Death Campaignですが、上の画像の通り100万ドルの募金を達成したようです。

そしてそのうちの半額近くが製薬会社、ジェネリック薬の卸会社のオーナーStewart Rahr氏からの寄付であったという報道がNew York Postに出ていました。

記事はちょっと皮肉っぽいタイトル。

Frustrated celebs get back on Twitter thanks to donation from Stewart Rahr (Stewart Rahr の寄付によって、イライラしていたセレブ達がTwitter に生還)

記事によると、

この団体は1週間で100万ドル集まると期待していたが、6日たった時点で集まったのは約45万ドル。
初日の夜サーバーが12時間クラッシュしたことも募金のペースを落とした。
プロモーション不足や参加したセレブ達のTwitterでの影響力を過信しすぎた、という不満も出た。
1日で100万ドル集まると思っていたスターも何人かいた。しかも彼らのTwitterでの存在感が無いことが証明された、との批判も受けた。
Usherは、日曜(5日目)の早朝に我慢しきれずにTwitterを再開していた。

などなど、取材ベースと思われる裏話が公開されていました。

色々あったようですが、募金の目標を達成したことは事実ですし、今回の試みは非常に刺激的なものだったと思います。

来年、改善された形でこの試みがおこなわれることを祈りつつ。。。










2010年12月6日月曜日

ソーシャルメディアで最も効果的なマーケティングコミュニケーションは「普段の会話」:Stream marketing が今度重要に

  "May the 4th Be With You."


これは、BlackBerryのTwitterアカウントから、5月4日の「スターウォーズデー」に発せられたもの。BlackBerryとスターウォーズには実際これといった関係がないにもかかわらず。

この投稿は15万人にリーチし、その98%がポジティブな反応で、ほとんどのツイートがブランドをポジティブに関係付け、15%のフォロアーの増加につながった。(BlackBerryのGlobal Digital VPのBrian Wallace氏)

このエピソードは、Advetising Ageの「FacebookではRelevanceが再定義されるかも」という記事に紹介されていたものです。

What are you doing this weekend?
What is your ideal vacation?
What's your favorite movie or book?

記事では、実はこういった普段の会話が最も大きな関与(Engagement)を生む、と書かれています。

実際に、ソーシャルネットワーク上の多くの人はあなたの製品について話したいわけではなく、単に話がしたいのです。ブランドをソーシャルメディアで語る際には、会話的な雰囲気が必要なことは以前から理解していたものの、実に会話的であることに驚かされます。ソーシャルネットワークサイト上で最も効果的なマーケティングコミュニケーションが、シンプルで、ランダムで、暦と関係した陳腐な発言や質問、ブランドとは無関係の思いつきの質問、などであることが次々と証明されています

11月11日の復員軍人の日にFacebookで行ったBlackBerryのシンプルな投稿は、8,000近くのLikeと550のコメントを生んでいます。

同じような例が、OREOのファンページからも紹介されていました。

フォークや他のものを使ってオレオを飲み物に浸して食べた(Dunk)ことはありますか?> 8,200のLike! と2,300のコメント
 
どんなフレーバーでもいいので、オレオの新フレーバーを作るとしたら何にしますか?> 7,100のLikeと12,500のコメント
 
抜き打ちテスト:Twist、lick、それから...>6,500のLikesと6,200のコメント

たしかに驚くような数字がシンプルな投稿に対してつけられています。

8,000人にブランドのために何かしてもらうことは実際簡単ではありませんでしたが、TwitterやFacebookはそれを変えるかもしれません。

ファンページの数が多いので(BlackBerryが約390万、OREOが約1500万以上)、割合としては大きくはありませんが行動を起こした人の絶対数を考えると、やはりこれはすごいことだと思います。

記事には他にも印象的な言葉やフレーズがあったので最後にまとめてご紹介。

"Stream marketing" が今度重要になる。

コンテンツは会話的なものに向かうべきだ。

見た目は行き当たりばったりに見えるメッセージが、結果的には企業ブランドや行動の目標にどれだけ貢献するかを理解できるようにならなければならない。

Facebookのファンには何の意味はない。Facebookのファンに何かしてもらうことに意味がある



2010年12月2日木曜日

Lady Gagaらが参加する世界エイズデーのキャンペーンが始動:その名もDigital Death Campaign



キャンペーン名はなんとDigital Death Campaign

「私たちはいわばこう言っているのです:我々(の祖先)が生まれた地での、何百万もの人の死より、なぜ一人のセレブリティの死がとても気になるのでしょう」 Leigh Blake氏(Keep a Child Aliveの代表/共同創設者) (Associated Press)

まさに、セレブリティの死ということですね。
キャンペーンサイトには、キャンペーンにデジタルの命を投じたセレブ達、どのくらいの寄付が集まったか、ソーシャルメディへのボタンが表示されています。

多くのセレブが動画のメッセージも作っています。

こちらはAlicia Keysのメッセージです。


アフリカやインドでHIVやAIDSに苦しんでいる何百万ものリアルな人々の命を救うために、デジタル上の自分の命を犠牲にしました。私のデジタルの命を買い戻すために十分な募金が集まるまでは、TwitterやFacebookは更新しません。

キャンペーンサイトのURLは、http://buylife.org/

セレブリティが「募金して」ではなく、「自分の命を買い戻して」と訴えるのはメッセージとして強力ですね。
 
ちなみにLady Gagaの最後のFacebookのメッセージはこんな感じです。


寄せられているコメントは、GagaへのLoveを伝えるものや募金したという報告に加え、それよりアメリカ国内の問題に目を向けるべきだ、というようなものも見受けられました。








2010年11月29日月曜日

世界エイズデーに、Lady Gagaらセレブがソーシャルメディアを活動停止:チャリティと連動させたキャンペーンに隠された意味



12月1日は世界エイズデーということで、様々な取り組みがニュースになっています。

海外ではソーシャルメディアを使う著名人が、チャリティーのためにFacebookやTwitterでの活動を休止するそうです

募金が100万ドル集まるまで。

アースデーに「ライトダウン」を行うのは恒例化してきているようですが、「いつもあるものを無い状態にする」という意味ではこれも似ていますね。ただ、寄付金が一定額に到達すると再開する、というのはGrouponに代表される共同購入とセールの成立の関係を彷彿とさせる、とてもうまい試みだと思います。

Keep a Child Alive共同創設者であり、グローバルアンバサダーを務めるAlicia Keysの呼びかけによるものらしく、参加するのは

Lady Gaga
Justin Timberlake
Usher
Jennifer Hudson
Ryan Seacrest
Kim and Khloe Kardashian
Elijah Wood
Serena Williams
Janelle Monae
Swizz Beatz
とのこと。

Lady GagaAlicia Keysの2人だけでもTwitterのフォロアーが1000万近くいる、という状態ですから、凄いです。

そのAlicia KaysとKeep a Child Aliveの代表/共同創設者のインタビューがなかなか興味深いので最後にご紹介。これを読むとこのキャンペーンのもう一つのメッセージが明らかになります。

「私たちが常に"on"しているメディアを使うことはとても重要で、いいやり方」 Alicia Keys氏

「これは直接的で、感情に訴えてくる方法。そして人の関心を引く方法としては少し皮肉っぽくもあります。」 Alicia Keys氏

「私たちはいわばこう言っているのです:我々(の祖先)が生まれた地での、何百万もの人の死より、なぜ一人のセレブリティの死がとても気になるのでしょう」 Leigh Blake氏(Keep a Child Aliveの代表/共同創設者)

2010年11月25日木曜日

Facebook Messagesの取得方法と実際の機能



先週発表された、Facebook新サービス"Facebook Messages"。

メールとFacebookユーザー間メッセージ、SMS、各種チャット専用クライアントをひとつにまとめたもの(gizmodo.jp)

とのことですが、実際どのような体験になるのでしょうか?全体に展開するのに数ヵ月かかる、との話ですが、そのスクリーンショットが公開されていたのでご紹介。

1. まずは招待状をもらうところから。
上の画像は申請後の画面ですが、ここで受付をしています。申請後はしばし待つことになります。

2. アップデートのメッセージを受信
その後、メッセージのアップデート準備ができたことを知らせるポップアップが表示されます。


3. メールアドレス設定
@facebook.com のアドレス設定を行います。現在のユーザー名をベースに選択肢が表示され、任意入力でのアドレス設定もできるようです。


4. 受信Boxの変化
何がどう変わるのか、ですが、まず変化するのが"Messages"の個所の表示。従来の"Messages"と"Updates"が、"Messages"と"Others"に変わります。知り合いからのものが"Messages"に、それ以外の例えばLikeしたファンページやグループからのお知らせなどが"Others"に振り分けられます。


5. 同じ会話をMessagesでもチャットでも。



予告通り、メッセージの統合サービスということで、同じ会話をチャットの機能からもできるようです。携帯と連携させればSMSも統合可能とのこと。


6. 会話の機能拡張
会話の楽しみ方自体がMessagesではパワーアップされている模様。スクリーンショットからははっきり分かりませんが、会話に他の人を加える、自分が抜ける、会話を転送する、等ができる模様。アーカイブやスパムに追加、という機能もあるようですね。


7. プライバシーは?
デフォルトでは、@facebook.com のアドレスは通常のメールアドレス同様、誰とでやり取りできるようですが、プライバシー設定を変えることで、「全てのユーザー」、「友達の友達」、「友達のみ」に変更が可能、とのこと。


はやく自分のアドレスを取得して使ってみたいものですね。















2010年11月24日水曜日

今年のクリスマス、アメリカの子供に一番喜ばれるプレゼントはiPad



クリスマスの話題が盛り上がってきましたね。

季節の話題に合わせて調査を実施し、露出を得るのはPRの基本的手法ですが、ニールセンの調査によると、アメリカ人の子供に今年一番喜ばれるクリスマスプレゼントはiPadになりそうです。

上の図がその結果ですが、10月に行われた「これから半年の間で買いたいものは?」という質問に、6-12歳の子供の31%が、iPadと回答しています。

2位以下も

Computer
iPod Touch
Nintendo DS/DSi/DS Lite
Sony PlayStation 3/PS Slim
Smartphone (non-iPhone)

と、ゲーム、家電製品がズラリ。

13歳以上になると、

Computer
Television Set
SmartPhone (non-iPhone)
iPad
Blue-Ray Player
E-Reader

と、家電中心に変わりはないもののゲームからの卒業(?)を垣間見ることができます。



日本で同じような調査をすると、どうなるんでしょう?

アメリカではiPhoneでないスマートフォンの人気が高くなっているようですが、日本の子供は「ケータイ」や「iPhone」が上位なのかな。
ご参考:












2010年11月18日木曜日

Facebookでの炎上、ファンページを放棄しても逃げられない:認識しておきたい実名だからこその怖さ

"We put some time into rewrites, you should compensate me! I never charge young writers for advice or rewriting poorly written pieces, and have many who write for me… ALWAYS for free!"


私たちはリライトに相当な時間を費やしてるのだから、あなたはそれに対して対価を支払うべきだ!私は若いライターへのアドバイスや下手な文章のリライトに対して請求したことはないし、私のために記事を書いてくれるライターはたくさんいる、「常に」無料で!

と、いきなり過激な感じで始まりましたが、これはフードライターのMonica Gaudio さんが、自分の書いた記事が無断でCooks Sourceという雑誌に掲載されていいるのを知り、その理由を尋ね、謝罪とColumbia Journalism Schoolへの$130寄付を求めた際にCooks Source誌から受けた回答です。

Cooks Source誌のコメントには次のようなものもありました。

でもMonica、webは「パブリックドメイン」だと考えられているわけだし、私たちがあなたの記事の全てを掲載せずに、誰か別の人の名前を署名として入れなかったことをありがたく思った方がいい。

この対応をMonicaさんが公開したところ、Cooks Source誌のFacebookファンページ(注:こちらは新ページ)には非難が殺到。数百人規模の「ファン」が数日のうちに数千人にも膨れ上がり、他の記事のネタ元まで公開される始末。その中には、NPRMartha StewartFood Networkのような著名なサイトも含まれていたそうです。

 


ついにファンページを放棄して新たなファンページを立ち上げたものの「ファン」も一緒に移動(現在6000名強のファン登録)。





(旧・新) via davefleet.com

定番といってもいいかもしれませんが

誹謗するコメントは削除する
という強硬姿勢を打ち出し悪化、ついにはWashington Postthe Guardianなどでも取り上げられる事態となりました。

引用しているエントリでは、

1. イリーガルなことをしていないか確認しましょう。
2. モデレーションポリシーを作りましょう。
3. 一般的なものとソーシャル向け両方の社員教育を行いましょう。
4. 攻撃的なあるいは守備的な対応は避けましょう。今回のケースでは初めに謝罪をしていれば終息していたはず。
5. 繰り返しの議論から離脱する時を見極めましょう。議論に勝とうとするのではなく、公式見解を貫きましょう。

と締めくくられています。

筆者がこのケースで感じたことは、Facebookが日本で浸透すれば、実名だからこそ炎上に対して面と向き合わなければならない局面が増えるのかな、ということでした。

Facebookのように、実名だからこそ推奨される情報が信頼できるという側面は、企業にとってもありがたいものだと思います。

一方、匿名で通りすがりのように暴言を吐いていく人も多いこれまでの炎上と異なり、実名で責任を持った(多くの)発言者に対峙するときもきっと来ると思います。もちろん、匿名でも実名でも対応の基本は変わらないと思いますが、これまでの炎上とは異質の、迫るものがあるように想像されます

そんな時、ファンページを閉鎖しても(作り直したとしても)、逃げることはできません。真摯に向き合わなければだめでしょう、企業側も顔の見える(比ゆ的な意味)対応をして



ご参考

















2010年11月16日火曜日

アメリカのティーンが考えたFacebookでのトラブルを回避する方法:Super-Logoffと投稿の削除



これはちょっと大人の社会にも無関係ではなさそう。

アメリカのティーンの女子が、Facebookで生じるトラブルを避けるためにとっている方法に関するエントリがあったのですが、実に興味深い内容でした。 

取り上げられていたのは2人のケース。

"Super-Logoff" を使うMikalahさん
MikalahさんはFacebookを使っていますが、彼女はログアウトするときに、アカウントを停止(deactivate)させます。彼女はこのことがアカウントを抹消するわけではない、ということを理解しています - これがポイントです。彼女が再びログインすると、自身のアカウントとすべての友達とのつながりを元に戻すことができます。 しかし、ログインしていない間は、彼女の掲示板(wall)にメッセージを書いたり、非公開のメッセージを送ったり、彼女の情報を見たりすることが、誰もできなくなります。彼女がログインすると、彼(女)らはそれらすべてができるようになります。
これは"Super-logoff"と呼ばれています。

すべての情報を消去するShamikaさん
ShamikaさんはFacebookのアカウント停止をすることはありませんが、掲示板の全メッセージ、ステータスの更新、Likeを投稿後速やかに消去します。彼女は次の更新をする際に、以前の更新情報を消去します。彼女は友人からのコメントを読んだ後、それを削除します。Likeをするときは友人がそれを見られるように数日たってから削除します。なぜコンテンツを削除するのかを聞くと、疑り深そうな目で見て「ドラマが多すぎるから」と答えました。
さらに詳しく聞くと、人々はとても騒々しくて、書いたことが原因で面倒なことが簡単におきてしまう。自分でも書いたことを覚えていようなものでも。だったら、その都度削除したほうがいい、と答えました。
両者に共通しているのは、実際の自分が不在の間デジタル上に残るもう一人の自分をいかにコントロールするか、ということす。

Super logoffを使えば、Fecabook上に残されるデジタルな自分を他人からアクセスできなくすることになりますし、コンテンツを削除すれば、そのとき必要な情報だけに留めることができます。

多感なティーンだからこそ生まれる面倒ごとはなんとなく想像できますし、Facebookを自分だけ使わない、というわけにもいかなそう。そうした環境下で、いかに身を守るかを考えて生まれたやり方なのでしょう。

こういうこともソーシャルメディア時代を快適に過ごすための秘訣といえそうですね。



ご参考









2010年11月11日木曜日

Facebookでの人生を走馬灯のように振り返る動画



最近Facebookを始めたけど、何をしたらいいのかよくわからん!という方にお薦め(?)のビデオがありました。
その名も"A Lifetime On Facebook"。

ある青年がFacebookにアカウントをもち、人と出会い、別れ、また出会い、という様がなぜかローリングストーンズのPaint it blackをBGMに描かれています。

まさしく走馬灯のように、、、

Facebookならではの機能もとても分かりやすい形で描かれています。

個人的には"Poke" > "Poke Back" > "Poke" > "Poke Back" の繰り返しのところが好きです<3




 ご参考






2010年11月9日火曜日

米国内のディスプレイ広告の約1/4をFacebookが占める:最新のcomsCoreの調査Ad Metrixより



最新のcomsCoreの調査Ad Metrixによると、アメリカ国内の2010年第3四半期のディズプレイ広告におけるFacebookのシェアが23.1%となったそうです(昨年同期比13.9ポイントアップ)。

23.1%といえば、要するにアメリカ国内のディスプレイ広告の約1/4をFacebookが占めている、ということになりますね。

こちらのチャートはより分かりやすいですね。


米国におけるFacebookの滞在時間は、Google関連サイトを超えるほどの伸びを示していることを考えると、これは納得感のあるデータ。






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